History of Madness(Routledge Classics) P 768 p. 26
History of Madness
ミシェル・フーコー『狂気の歴史』決定版
「狂気」とは何かではない。なぜ社会はそれを“狂気”と呼んだのか。
20世紀を代表する思想家ミシェル・フーコーの出世作にして、その後の人文学・社会科学に決定的な影響を与えた古典的名著。
『狂気の歴史』は、西洋社会が何を「正常」とし、何を「異常」とみなしてきたのかを問い直す壮大な知の歴史です。フーコーは、精神医学や医学の発展史としてではなく、社会が「狂気」をどのように定義し、排除し、管理してきたのかを追究します。その鋭い分析は、現代のメンタルヘルス、医療化、監視、インクルージョンをめぐる議論にも通じています。
哲学、社会学、歴史学、精神医学史、文化研究、STS(科学技術社会論)を学ぶ読者にとって必読の一冊です。
この版の特長
1・待望の完全版英訳
長らく英語圏では一部のみが読まれてきた『狂気の歴史』。本書は1961年フランス語原著の全体像にアクセスできる重要な版です。
2・貴重な関連資料を収録
第2版序文
各種付録資料
Jean Khalfaによる新たな解説(Post Scriptum)
を収録し、フーコー思想の展開と受容をより深く理解できます。
3・東京大学講演を英訳で初収録
1970年に東京大学教養学部で行われたフーコー自身の講演を英訳で収録。日本とフーコー思想との接点を示す貴重な一次資料としても注目されます。
こんな読者におすすめ
フーコーを本格的に読みたい学生・研究者
哲学・社会学・文化研究を学ぶ大学院生
精神医学史・医療人類学に関心のある読者
「正常/異常」の境界を問い直したい人
現代社会における権力と知識の関係を考えたい人
書誌情報
History of Madness (Routledge Classics)
Michel Foucault
ISBN:978-1-04-138672-8
出版社:Routledge
刊行予定:2026年10月
判型:Paperback
768ページ
担当者コメント
フーコー研究の出発点であり、現在もなお刺激的な古典。完全版英訳に加え、東京大学講演や最新解説を収録した本版は、研究者・図書館・大学院生にとって長く参照される決定版といえるでしょう。読むたびに「正常」とは何か、「社会は誰を排除してきたのか」という問いが新たな意味を帯びて立ち上がります。
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