Inventing Eliza:How the First Chatbot Shaped the Future of AI (Software Studies) '26
元祖チャットボット
ELIZAの開発史
Inventing ELIZA: How the First Chatbot Shaped the Future of AI
[出版社] The MIT Press
[出版年月日] 2026/07
[ISBN-13] 978-0-262-05248-1
[装丁] paper
[ページ数] 350 p.
本書は、1960年代にジョセフ・ワイゼンバウムが開発した世界初のチャットボット「ELIZA」を再検証し、その技術的・文化的・歴史的意義を明らかにする研究書です。ELIZAは今日のChatGPTをはじめとする対話型AIの原点として知られていますが、本書はMIT、スタンフォード大学、UCLAのアーカイブ調査に基づき、従来知られていなかった資料やソースコードを発掘し、その実像に迫っています。
著者らは、ELIZAが単なるキーワード応答プログラムではなく、当時としては革新的な対話システムであったことを示します。また、ELIZAがどのように設計され、人々がなぜ機械との対話に強い感情移入を行ったのかを分析し、現在の生成AIブームにつながる社会的・心理的背景を読み解いています。
さらに本書では、1965〜1968年のAI研究黎明期を振り返りながら、ELIZAがコンピュータ科学だけでなく、人文学、メディア研究、倫理学にも与えた影響を考察します。ELIZAを歴史的遺物として扱うのではなく、現代AIを理解するための重要なレンズとして位置付けている点が特徴です。
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