高い評価を得ている、マクニールによる世界史教科書。エジプト・メソポタミア・インダス・黄河の世界四大文明の発祥以降、それぞれの文明がお互いに及ぼしあった影響について、特に歴史の中での四つの文明の相互交流と、近年の考古学史上の発見がそれまでの学識に与えたインパクトに注意を払う、独自の史観のもとに編集されています。 教科書として押さえておくべきポイントをかっちりと盛り込む一方で、物語を読んでいるかのような、どんどん読み進めたくなる文体と構成で、地理、通信網、科学技術の進歩、芸術の発展など、文明社会のあらゆる側面を俯瞰する内容になっています。封建社会の崩壊後の社会についても十分なページを割いており、3 度の改版を経て90 年代までの現代史を1 冊で網羅しています。